HAKU 北村 コラム 72「レジの話」
普段は靴職人、北村です。
みなさーん!
スーパーで「有人レジ」と「セルフレジ」、
どちらを使いますかああああああ!!!!
僕はねえ!
買った商品が多いときは有人レジ、少ないときはセルフレジにしてますうー!!!!
なぜかというと!
量が多いときはレジの達人にやってもらった方が速いし、そもそもセルフレジだと置き場所が狭くて商品が溢れちゃうからです。
そんなセルフレジ、当たり前に使ってたんですけどね、最近になって、
(なぜオレは自らレジ打ちをやっているのか……)
って思い始めてきましたああああ!!!!
なんで!
スーパーの利益のために!
客が!
労働をしなくてはならないのかっ!
セルフガソリンスタンドみたいに、少しでも商品が安くなったりしてるんですかああ?!!!
もしくはスーパーで働いてる人の負担が減ったり、給料が上がったりしてますかああ?!!!
逆にレジの仕事が減って人件費削減とかされてない? 大丈夫?
セルフレジを使用することで、間接的に従業員の方々を苦しめてはいませんかあ! 私たちは!!
資本家だけが富を肥やしてねえかあああ!!!!
うおおおおおおおおお!!!!!
実態は知りようがないんですけどねえええ!!!
このように、セルフレジの存在には疑問を抱かざるを得ないわけですが、近所の大手スーパーにはさらに訳が分からないセルフレジが導入されました。
どういうものかと言いますと、
従来のように、買い物終了後にレジでまとめてバーコードをスキャンするのではなく、カートに備え付けられた端末でスキャンしながら買い物
していく、という方式のものです。レジでは支払いだけ、待ち時間の短さがウリなのでしょう。
最初は珍しがってやってたんですけどね……結論、これがめちゃくちゃめんどくさいの!!!!
だって、カゴに入れる前にいちいちスキャンしないといけないし、「買うのやめた」ってときも端末で返品処理しないといけないんですよ!
何より途中で「これバーコード通したっけ?」ってなって、いちいちリストを確認する羽目になるんですよお!!! とてつもなくめんどくさいんですううううう!!!!
でもね! お会計のときはその端末を機械に置くだけ! ほら、こんなにスピーディ!!!
……ってならないのよ! 前段階の手間のほうが勝ってるからあああ!!!
そもそもさあ、レジシステムを構築するときに、客の負担を工程に組み込んでるのがヤバ過ぎでしょうがあああ!!!!
どういう思考回路してんだああああああ!!!
なああああああ???!!!!!
「だってセルフってそういうことだから……」って言われたら、まあそうなんだけどさあ!!!
せめてユニクロのセルフレジ!
あれくらい意識高くやってくださいませんかねええええええ!!!!
※解説『ユニクロのセルフレジ』
商品が入ったカゴを置くだけで瞬時に商品登録・計算が終わるという、2050年からやってきたかのような有能なセルフレジシステム。現代のオーパーツ。
……いや、分かってますよ。ユニクロの商品は全部自社のものでえー、値札になんかICチップが入っててそれで検出できるんでしょ? RFID(無線自動識別)とかいうらしいですねえ!
だから
色んなメーカーの商品を並べるスーパーでは
そんなことは無理なんです。
……知らーーーん!!!
そんなこと言われても知らんよおおおお!!!!
ユニクロのセルフレジ以外!
オレは!
客にメリットがあるとは認めんぞおおお!!!!
のおおおおおおおおおおお!!!!!
……えー大変厳しいことを申しましたが、わたくしは人類の叡智を信じておりますゆえ、将来的には、あらゆるスーパーにユニクロのセルフレジが設置されるであろうと思っております。
もしくはそれを越える決済システム(商品を手に持って外に出るだけで自動的に決済が行われるウォークスルー決済など)も心待ちにしております!
な・の・で!
その日まで!
有人レジは!
どうか!
無くさないでくださいいいいいいい!!!!
以上、セルフレジのバーコードを通すのが意外と上手い北村がお送りしました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。