HAKU 北村 コラム 60「死後の話」
普段は靴職人、北村です。
12月です! 今年も残すところ1ヶ月となりました。
この時期になるとぽつぽつ届きますよね。
何って? 「喪中はがき」ですよ。
30代は「祖父母が亡くなった」って報告が一番多かったんですけど、46歳になった現在は「親が亡くなった」ってのが増えてきました。
僕の両親は70代前半で健在なんですけど、70代で亡くなったと聞くと「まだ若いのに……」って印象ありませんか? 「今の時代、なんだかんだ80歳までは生きるだろ」って感覚は多くの人が持ってると思うんですよね。僕自身もそうです。でもね、自治体広報誌のお悔やみ欄なんか見てると、70代で亡くなってる人も割といるんですよ。男性が多いですね。平均寿命は女性が6歳ほど長いですから。
ウチの母親が言っていました。
「死ぬのはもうこれ順番だから。じいちゃんばあちゃん、次は親、そして自分たち」
この言葉は非常に心に残っており、親が死んだら次はいよいよ自分の番なんだな……という圧倒的リアリティを感じさせられます。
そもそも僕は常日頃から「死」というものについて考える癖があり、
「死ぬ瞬間ってどんな感じなんだろうか?」
「自分がいなくなった後の世界はどう続いていくんだろうか?」
「死ぬ前にやるべきことはあるだろうか?」
……などなど、頭に浮かばない日は無いと言っても過言ではありません。
死をとても恐れている! それが僕です!
「死んだらどうなる?」
この疑問、誰もが一度は考えると思うんですよ。死後の世界の存在を信じている人であれば、死の恐怖も緩和されるのかもしれません。けれど残念ながら僕が持っている死のイメージはこうです。
「二度と目覚めない眠り」
より怖い言い方をすれば、
「無に還る」
です。
……えーん! こわいよー!
いや、怖すぎるでしょうがあああ!!!!
さらに怖いこと言いますよ? いいですか?
「人は100%死ぬ」
「今生きてる人、100年後はほとんど死んでる」
絶望である!!!
人は一体何のために生まれて来るというのか?!
そもそも人間ってさー、寿命短くない?
僕はね、1000年とか2000年くらいに設定して欲しかったのよ、寿命。なんなら不老不死でもいいくらいよ。
漫画とかでさー、
「人間は短い命だからこそ、その中で精一杯輝こうとするのだっ!(キリッ)」
みたいなセリフありますけどね、僕全然そんな風に思ったことないですから!
のんびりだらだらと1000年、2000年生きたいんですよ! 僕は!!!
……とはいえ僕だって「老化」とか「寿命」が進化の過程で作り出されたものであり、常に新しい個体を生み出していくことが種の存続に有利だってことは知識として知ってるんですよ、ええ。
人間という種族を1つの生命体として考えたら確かにそうなんでしょうけどなあ!!
自我を持った一人一人にとって、自分が消えて無くなるのは怖すぎではないでしょうかあああ!!!
うおおおおお!!!!!!
アンパンマンの交換された顔に自我は残ってるんですかああ!!!
顔を交換されたアンパンマンは、前のアンパンマンと同一だと言えるんですかあああああ!!!!
んんんんんー! テセウスの船ぇー!!!!!!!
されどまあ、花は咲き、そして散る。遥か彼方の宇宙においても、星が生まれ、やがて消滅する。
もうね、世の理はそうなんだなあと思うしかない気がするんですよ。
「死んだらどうなる?」
先ほど僕は「無に還る」と答えました。
しかしながら、死後のことなど誰にも分かりようがないのです。
ならば好きに考えて、それを勝手に信じてるほうが良いんじゃないかなあと最近は思っているのです。これは宗教を持ってる人だったら、わりと当たり前のことなのかもしれませんけどね。
えーそんなわけでね! ここで「僕が思う、死後の世界はこんなんであってほしい!」を発表したいと思います!
まずね! 死んでも自我は残っていて欲しいんですよ。あと肉体のイメージもね。
死んだらどっか別の世界で目覚めるんです。そしたら案内役の人がいて、
「えーおはようございます。現世での活動ご苦労様でした。あなたは死にましたので、本日よりこちらの世界で過ごしていただくことになります」
って言われるんです。聞くところによると、この世界では病気とかお金の心配をすることなく過ごせるみたいですよ! わーい!
僕は案内役の人に尋ねます。
「あの……知りたかったことがあるんですけど、ここだとそれも教えてもらえたりしますか?」
「はい、何でしょう?」
「宇宙って結局どれくらい大きいんですか? 人間以外の生命体がいる星ってありますか? 宇宙のさらに先ってあるんですか?」
「ああ、それはですね……」
って感じで、世の理をすべて教えてくれるんですぅー!!!
これはスッキリしますよおお!!!!
死んだ価値がある!!!
あとはそうですね……現世の様子とかは見れなくても別に良いかなあ。遺してきた家族が辛い思いしてても何もできないので。
ただまあ、家族とか友人が死んだ場合は通知が来るようにして欲しいですね。
(ピコン!) ※脳内に響く
(北村さまのご家族が亡くなられました。正面ゲートにご到着です)
みたいな感じで。
僕が創造主だったら、死後の世界の設計そうするけどなあ!!!!!
以上、「宇宙のさらに先」はマジで知りたい北村がお送りしました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。