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HAKU 北村 コラム 59「雲の話」

普段は靴職人、北村です。

皆さん! 「雲」見てますかっ!?
僕は雲を見るのが好きなので、外に出ると必ず空を見上げます。

夏のモクモクとした入道雲! 良いですよねー。
ついYouTubeで入道雲のタイムラプス動画とか見ちゃいますもんね! ああいうのを見てると、

「惑星に住んでるなー」

って感じがするんです。

でっかい雲がゆっくりゆっくりと流れてゆく……
くぅー! 最高ですよね!

まあ最近は寒くなってきたんで、うろこ雲みたいなのが多いんですけどね。入道雲みたいなインパクトは無いですけど、「秋だなー」って思わせてくれる雲です。

秋は日中より、夕暮れ時の雲がキレイな気がしますよ。先日娘と一緒に夕暮れ空を見たときも、

「見て! ピンクとオレンジと淡い水色のグラデーション! それにグレーの雲が混ざってめちゃくちゃキレイ!」

と、すごく解説口調で感想を述べました。僕は娘に、空、雲、月、星についての感想を言うことが多いのです。

小2の娘は「おとうさん、雲って何味だと思う?」などと質問してくるので、雲をわたあめ的なものとして捉えているようです。しかし僕は大人なので、雲の正体が水や氷の粒であることを知っています。わたあめそっくりの雲だって、中に入ってしまえば濃い霧の中にいるような感じであることを理解しているのです。

けれど昔の人々は、娘と同じように雲の正体を知らなかったわけです。当たり前のように頭上にある雲を見て、一体何を考えていたのでしょう?

(……なんか浮かんでんなー)

なーんて思ってたんでしょうか? 日常に存在するのに、正体が全く分からないものがある状態って面白いなあと思うんです。雲という概念は持っていても、それが何であるかを気にした人はどれくらいいたのでしょう?

(雲って一体何なんや!? 正体めっちゃ気になるぅー!)

って歯痒い思いをした人も、きっと大勢いたんでしょうね。

人類はいつ雲の発生原理に気付いたのでしょう? インターネットで調べてみたんですけど、残念ながらよく分かりませんでした。

雲→雨→川→海→雲という水の流れが解明された後なのでしょうか? いやでも「雲」という字には「雨」が含まれているので、水と関係があるということは大昔から考えられていたのかも知れませんね。

科学が進歩した現在、日常の中にはもはや「正体がよく分からない物」は存在しないのでしょうか? だとすると身近に「不思議」が存在していた時代の人々が羨ましくもあるぅー!

うおおおおおお!!!!!

オレに正体がよく分からないものをくれぇ!

Give me FUSHIGI !

ぬおおおおおおおおおお!!!!

……などと思いながら視界を雲から下げていったところ、隣の畑が目に入りました。

(……そういえば「土」って何でできてるんや?)

(それにこの「木」、なんでこんな姿なんや?)

(わ、虫がおるなあ。こいつらにも意識はあるんやろか?)

(犬が歩いとるで。あいつらは虫よりも意識がありそうな気がするけどどうなんやろか?)

(いま手に持ってるスマホ……これどんな仕組みで動いとるんや?)

そうです、世の中には「知ってる気になってるけど、実際はよく理解していないこと」がたくさんあったのです。

冷静に考えると、水に熱を加えるとお湯になる原理すらよく分かっていない自分に気付きました。

っていうかそのそも「お湯」って何なんですか? なんで熱いんでしょうね? あれ。

え? 「熱い」って何だっけ?

「温度」って一体何やああああ!!!!

以上、自分という存在すらよく分かっていなかった北村がお送りしました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。